ほしの、おうじさま
「でも、今、無事にここにこうして居られるって事はそのやり方が正解だったって事だから。長い物に巻かれといて良かったって、しみじみ思うわ」
「そうだね」
答えながら、私の中で先ほどから……いや、彼女に初めて会った時から抱いていた思いが確信に変わった。
やっぱり間違いない。
向井さんて、すごく良い感じの人。
動作はテキパキ口調はハキハキとしているけど威圧感はなく、ちょっぴり毒を含んだ冗談を言っても下品にはならず、とても穏やかで知的な雰囲気を漂わせている。
話していて、すこぶる癒される人であった。
私の場合、苦手な人同様、波長が合う人を見極める能力にもハズレはなく、最初に『あ、この人良い』と感じた相手とは、たいていその後も良好な関係を維持できるのだった。
よかった。
同期の中に向井さんがいてくれて…。
私は心の中で、今度は安堵のため息を吐いた。
これなら何とか乗り切れそう。
野崎さんと接していて心の中に何かモヤモヤが出現してしまっても、向井さんとコミュニケーションを取り、そして愛しの星野君をこっそり愛でさせてもらえれば、きっとすぐに払拭できるハズ。
「しっかし、あの時の6人のうちの3人が同じ勤務地って、考えたらすごい比率だよね。これも何かの縁だし、これからどうかよろしくね」
「そうだね」
答えながら、私の中で先ほどから……いや、彼女に初めて会った時から抱いていた思いが確信に変わった。
やっぱり間違いない。
向井さんて、すごく良い感じの人。
動作はテキパキ口調はハキハキとしているけど威圧感はなく、ちょっぴり毒を含んだ冗談を言っても下品にはならず、とても穏やかで知的な雰囲気を漂わせている。
話していて、すこぶる癒される人であった。
私の場合、苦手な人同様、波長が合う人を見極める能力にもハズレはなく、最初に『あ、この人良い』と感じた相手とは、たいていその後も良好な関係を維持できるのだった。
よかった。
同期の中に向井さんがいてくれて…。
私は心の中で、今度は安堵のため息を吐いた。
これなら何とか乗り切れそう。
野崎さんと接していて心の中に何かモヤモヤが出現してしまっても、向井さんとコミュニケーションを取り、そして愛しの星野君をこっそり愛でさせてもらえれば、きっとすぐに払拭できるハズ。
「しっかし、あの時の6人のうちの3人が同じ勤務地って、考えたらすごい比率だよね。これも何かの縁だし、これからどうかよろしくね」