ほしの、おうじさま
野崎さんはその話題には唐突に興味がなくなったようで、いかにもおざなり、という感じでそう言葉を発しつつ前を向いてしまった。
すぐに尋問から解放されて心の中で胸を撫で下ろしつつ、私も姿勢を正して座り直す。
するとそこでタイミング良く総務課長が姿を現し、部屋の前方へと歩を進めながら声を張り上げた。
「それでは15分経ちましたので始めたいと思います」
ホワイトボード前に到達した所で立ち止まり、自分の目の前にあるテーブルに手にしていた封筒を置くと、私達に視線を配りつつ課長は続ける。
「研修初日に提出するよう、事前にいくつか書類を渡してありますよね。まずはそれを回収したいと思います。私が各々の席を回って行くので、机上に用意しておいて下さい。記載内容に不備がないかどうかの最終確認を忘れずに」
「はい」
課長の言葉に皆でそう返答し、言われた通り、クリアファイルにまとめて入れてある当該書類を鞄から取り出した。
記入漏れはないか、指定された箇所にきちんと押印してあるかもう一度じっくり確認しつつ課長が来るのを待つ。
全員の書類を回収し終え、再びホワイトボード前に戻った課長は、それを封筒の中に仕舞いつつ、次なる任務について解説した。
「では、今からいよいよ研修に突入しますが、まずはとっかかりとして、我が社の歴史を学ぶべくDVDを見てもらいたいと思います」
すぐに尋問から解放されて心の中で胸を撫で下ろしつつ、私も姿勢を正して座り直す。
するとそこでタイミング良く総務課長が姿を現し、部屋の前方へと歩を進めながら声を張り上げた。
「それでは15分経ちましたので始めたいと思います」
ホワイトボード前に到達した所で立ち止まり、自分の目の前にあるテーブルに手にしていた封筒を置くと、私達に視線を配りつつ課長は続ける。
「研修初日に提出するよう、事前にいくつか書類を渡してありますよね。まずはそれを回収したいと思います。私が各々の席を回って行くので、机上に用意しておいて下さい。記載内容に不備がないかどうかの最終確認を忘れずに」
「はい」
課長の言葉に皆でそう返答し、言われた通り、クリアファイルにまとめて入れてある当該書類を鞄から取り出した。
記入漏れはないか、指定された箇所にきちんと押印してあるかもう一度じっくり確認しつつ課長が来るのを待つ。
全員の書類を回収し終え、再びホワイトボード前に戻った課長は、それを封筒の中に仕舞いつつ、次なる任務について解説した。
「では、今からいよいよ研修に突入しますが、まずはとっかかりとして、我が社の歴史を学ぶべくDVDを見てもらいたいと思います」