ほしの、おうじさま
「そういや、普段はどうだったんだ?」
「え?」
「俺の心の声。ずっと聞こえまくりだったのか?」
「あ、ううん」
私はふるふると首を振りつつ答えた。
「声に気付いたのは入社式の時とさっきだけだよ。それ以外の場面ではそういう現象は起こらなかった。何でだろうね?」
「……もしかして…」
しばし考え込んでから阿久津君は発言した。
「俺が負の感情を抱きながら星野の事を考えていて、なおかつお前の半径2、3メートル以内に近付いた時にだけ聞こえてるんじゃないか?」
「あ…」
言われてみれば確かにその通りかもしれない。
「だからといって、何でその条件下でお前のエスパースイッチが入るのかは皆目見当がつかねーけど」
「!そっか」
阿久津君の言葉で唐突に合点がいった。
「分かった!これはきっと、星野君を守る為に天から授けられた能力なのよ!」
「……は?」
興奮する私とは温度差ありまくりの冷たい声音で阿久津君は問い質して来た。
「守るって誰からだよ?」
「決まってるじゃない。星野君を目の敵にして、機会があれば蹴落とそうとしている、悪の大王のあなたからよ!」
私は右手の人差し指で阿久津をビシッと指し示しつつ言葉を発した。
だって星野君は『星の王子様』だもの。
つまり私、『星』にとってのこの世で唯一無二の『王子様』。
「え?」
「俺の心の声。ずっと聞こえまくりだったのか?」
「あ、ううん」
私はふるふると首を振りつつ答えた。
「声に気付いたのは入社式の時とさっきだけだよ。それ以外の場面ではそういう現象は起こらなかった。何でだろうね?」
「……もしかして…」
しばし考え込んでから阿久津君は発言した。
「俺が負の感情を抱きながら星野の事を考えていて、なおかつお前の半径2、3メートル以内に近付いた時にだけ聞こえてるんじゃないか?」
「あ…」
言われてみれば確かにその通りかもしれない。
「だからといって、何でその条件下でお前のエスパースイッチが入るのかは皆目見当がつかねーけど」
「!そっか」
阿久津君の言葉で唐突に合点がいった。
「分かった!これはきっと、星野君を守る為に天から授けられた能力なのよ!」
「……は?」
興奮する私とは温度差ありまくりの冷たい声音で阿久津君は問い質して来た。
「守るって誰からだよ?」
「決まってるじゃない。星野君を目の敵にして、機会があれば蹴落とそうとしている、悪の大王のあなたからよ!」
私は右手の人差し指で阿久津をビシッと指し示しつつ言葉を発した。
だって星野君は『星の王子様』だもの。
つまり私、『星』にとってのこの世で唯一無二の『王子様』。