鈍感ちゃん(君)を攻略せよ!
グルグルと回り続けていた私の肩を掴み、斎藤君が私を止める。
……あれ?
そう言えば…私、普通に斎藤君と話せてるよ?
あんなに怖い人だと思ってたのに…。
でも、意地悪なのは否定しないよ?
足が長いのもむかつくし!
『聞いたことないのか?
泣かせた男の数は数知れず…って』
私を見ながらそう言った斎藤君に、首を傾げて肯定を示す。
なんか、凄いねその噂。
泣かせた男の数は数知れずって言われても、私そこまで男の子と縁なんてないんだけどな?
『真白、お前今まで何回告られてきた?』
斎藤君の言葉に、んー…と少しだけ頭を回転させる。
告白なんて、滅多にされない。
皆、私とは買い物になら行っても良いかなレベルだと思ってるはずだし、きっとこれからも告白されることはないよね?
『……3!』
つまりは、小学校を合わせて3回ってこと!
まぁ、1つは湊さんの冗談ぶった告白だなんて事は秘密にしておくけど!