鈍感ちゃん(君)を攻略せよ!
そう思いながらゆっくり歩いていると、チャイムが鳴り始めて慌てて教室に駆け込んだ。
教室の中では、すでに実行委員の人が教壇に立っていて、話し合う準備が終わっていた。
…皆、楽しみなんだよね?
異様な気合の入り方に苦笑いを浮かべながらも、文化祭を楽しみにしながら私も席に着く。
『じゃあ、文化祭の出し物を決めるから。
何か案がある人は挙手しろ』
委員長の人の言葉に、至る所から手が上がっていく。
その人達全員の意見を、あと1人の実行委員が、黒板に書いていく。
んー…やっぱりカフェ系が多いよね。
似たような意見はまとめられ、最終的に残ったものを眺めながらそんな事を考える。
黒板にあるのは、お化け屋敷とメイド喫茶。
後は女装とかホストとかコスプレとか…カフェ系が連なっている。
『委員長ー!
1組がホストだから、ホストはなくていいと思いまーす‼︎』
確か…新垣祐希君だったっけ?
クラスのムードメーカー的存在の彼の言葉に、周りの皆も頷く。
確かにかぶってるし。
それに、1組には王子ランキングno.1.2の斎藤君と中嶋君が居るからね?
勝てないってのもあるし!