GREATEST JADE~翡翠の瞳に守られて~
バルコニーにいる律を見て、ママが騒ぎ立てた。

「警察、警察呼ぶわよ!!藍、今すぐその男から離れなさい!!」

「ママ、やめて。律は私を心配して……」

焦った私はママを止めようと、彼女に駆け寄ろうとした。

途端にグイッと腕を引かれる。

「律、」

「大丈夫」

律は私に微笑んだ後、スッとその笑みを消すとママに眼を向けた。

「っ?!」

「藍のママ?」

身を翻そうとしていたママの身体がビクンと震えたかと思うと、ママは大きく眼を見開いて立ち竦んだ。
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