GREATEST JADE~翡翠の瞳に守られて~
またしても場面が変わった。

場所は野原のようだった。

河川敷のようなそこに深々とした穴が掘られていて、信じられない数の死体が放り込まれていた。

口元を布で覆い松明を手にした男性たちがヒソヒソと話す。

「庄太郎の家は、子供七人とも助からなかったってよ」

「流行り病はどうしようもねぇ」

「かかった時点でもう手遅れだってよ」

流行り病……。

律は……律はどこ?!

生きながらにしてこの死体の山につみあげられてしまったの?!

それから、この深い穴に埋められてしまうの?!
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