幼馴染はどこまでも俺様過保護

「じゃ、城之内さんは彼氏いないですよね?」

居ないですよねって…私、林さんにどんなふうに見られてるのかな?彼氏が居るように見えないほど、そんなに女子力無いのかな?まあ、努力なんてしてないから仕方ないか…

化粧は簡単に済ませて、殆どしてないと言っていいほどで、爪も短く切り揃え、勿論マニキュアは無し、長い髪は黒いゴムで1つに縛ってるだけ。同じ制服を着ていても林さんとは、とても同じ女性には見えないだろう。

「今度、合コン誘っても良いですか?」

「合コン?」

「今まで、副社長と付き合ってるって思っていたから、遠慮して誘わなかったんですけど、付き合っていないなら合コン行きましょうよ?今度、証券会社の人と合コンするんですけどどうですか?」

「証券会社の人?林さんって顔広いんだね?」

「飲みに行った時に知り合ったんです。彼らなかなか高給取りらしいですよ?」

高給取りね?結婚願望の無い私には関係ないかな?

「合コンは辞めとく、知らない人とお酒飲むの苦手だし、今のところ彼氏も作る気ないから」

「えーそんな事言ってると、直ぐ三十路ですよ!?売れ残っちゃいますって!?」

売れ残る…か…

どうして皆んな結婚したがるのかな…

学生時代の友達もそんな事言ってたけど、結婚だけが人生じゃ無いと思う。

結婚したからって必ず幸せになるとは限らないし、子供が出来ても愛せるとは限らないじゃない。世の中には自分の子供なのに虐待したり、子供を捨てる親だっている。

血の繋がった、親、兄弟でも憎しみ合って傷つける事も有るのに、夫婦なんて元は他人なんだもんどうなるか分かんない。





< 12 / 116 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop