ワケありオンナとワケあり男子の共同生活


別に会うのが嫌とまで思わないからいいんだけど。恋愛にのめり込まないためには必要だし。

きっと、あきくんと関係を持つようになって性欲が満たされているからこんな風に感じるんだと思う。

あきくんが前に進めて練習台じゃなくなった時、カオルとヒデキさんがいないと困る。……きっと寂しくなるから。

最後にリップを塗り、準備が終わった。急いで更衣室を出て、施設を出た。

いつもの待ち合わせの駅に向かう。





駅に着くと、ヒデキさんの車はもういつもの場所で待っていた。

周りをグルリと見渡す。前にあきくんに見られてから彼がいないか必ず確認するようにしている。

やっぱりあきくんには見られたくない。

いないことを確認してヒデキさんの車の方へ走った。すぐにドアを開け、車内に入る。

「仕事、お疲れ様」

「ヒデキさんもお仕事お疲れ様です」

「今日はオレも酒飲みたいから家でいい?」

「はい」

今日はヒデキさんも飲むのか。最近ホテルが続いていたから一緒に飲むのは久しぶりだ。


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