再会は、健康診断で。
平根も冷えてるだろうから、ある程度温まったら浴室を出る。下は無事だけど……ブラはダメかも。
平根が貸してくれた服はTシャツとスウェットと、さっきとは別のパーカーだからそれ着ちゃえばノーブラでも平気かな。
下着も服の隙間に挟んで洗濯機に入れて、平根に声をかける。
「お待たせしました。平根、洗濯機の使い方がわかんない」
私の家は普通の縦型の洗濯機だけど平根の家はドラム式だから使い方がよくわからないし、人様の家のものを勝手に使うのも気がひける。
「ああ、待って。洗って乾燥かけるから」
脱衣所に入ってきた平根が、洗剤を投入して洗濯機をスタートさせてからじっと私を見つめる。
「……なんか西川が家にいて俺の服着てるとか、夢みたい。ちょっと興奮するかも、かわいいし」
その言葉になんとなく危機感を覚えて平根から距離をとる私に、平根は苦笑いする。
「約束したから、がんばって我慢するって。髪、乾かしなよ。せっかく温まったんだからさ」
平根がそう言ってくれるけど、賃貸らしく脱衣所と洗面所が一緒だから、そしたら平根がお風呂に入れないよね。