恋心の欠片を君へ


「そう…」


彗月のライフはもはやゼロだ。

床に伏せてごめん寝のポーズになっている。(分からなかったらググってくれ)


ダメージ受け過ぎじゃないか?


「なぁ、これって俺宛だよな?」


「ちがっ…くはないです…」


肯定してからさらに赤くなっているのがわかる。

なぜなら、俺の位置からは彗月の耳が丸見えだからだ。
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