最期の時間を君と共に
なぜか焦ってしまう。ゆずきちゃん……いや、ゆずきは、キョトンとしてから、お母さんのような心を優しく包み込む笑顔に変わった。
「じゃあ、また話そっか。おはよう、ユキナちゃん」
まだ話していたかったのに。彼女が離れてしまう。彼女がまた遠い人に……不安が押し寄せてくる。
「……おはよ、遥。ゆずきちゃんと友達になったの?」
「えっ、あ、うん。ついさっきね」
「ふぅん……」
ユキナの目は一重にしては、大きいほうだと思う。その目で私を勘ぐってから、ニッコリ笑った。
「どう?ゆずきちゃん」
「いい子だよ、大人っぽかった」
「そっかぁ……」
そこで私たちの会話は途切れた。
「じゃあ、また話そっか。おはよう、ユキナちゃん」
まだ話していたかったのに。彼女が離れてしまう。彼女がまた遠い人に……不安が押し寄せてくる。
「……おはよ、遥。ゆずきちゃんと友達になったの?」
「えっ、あ、うん。ついさっきね」
「ふぅん……」
ユキナの目は一重にしては、大きいほうだと思う。その目で私を勘ぐってから、ニッコリ笑った。
「どう?ゆずきちゃん」
「いい子だよ、大人っぽかった」
「そっかぁ……」
そこで私たちの会話は途切れた。