最期の時間を君と共に
「……私はね、人気者って言われるのは嬉しいよ。褒め言葉だと思っているからね。でも、人気者って理由で友達になりたいって言われるのは嫌かな。……誰だって、そうだと思う。……あと、遥を通じて言うのは違うでしょ。それ、利用してるんだよ、友達を。直接言ってほしかった。だから、断ったんだよ」
本当に、小学3年生なんだろうか。あまりにも言うことが大人すぎる。こんな子もいるもんなのか。
「ごめんっ……、ごめんなさい……っ」
目にためていた涙をこぼした。ハラハラと落ちていく。綺麗だ。純粋な涙だ。
「私じゃないでしょ、謝る相手」
「わっ」
腕を掴まれ、前に出された。
本当に、小学3年生なんだろうか。あまりにも言うことが大人すぎる。こんな子もいるもんなのか。
「ごめんっ……、ごめんなさい……っ」
目にためていた涙をこぼした。ハラハラと落ちていく。綺麗だ。純粋な涙だ。
「私じゃないでしょ、謝る相手」
「わっ」
腕を掴まれ、前に出された。