最期の時間を君と共に
「……あのさぁ、どっか行ってくれるんじゃねーの?さっき言ったじゃん。守ってよ」

う……。傷がえぐられていく。

「気が変わったんだ。一緒に戻るぞ」

誓が助けの手を伸ばしてくれる。なんとか私は持ちこたえた。

「はぁ……。分かったよ、戻る」

「やったぁ!」

「……」

嬉しさのあまり、思ったことが素直に口から出る。誓とスギマくんから変な目で見られる。修復した心に小さく傷がはいる。私ってば、なにしてるんだろ……。

「はいはい。でも、道分かんの?こいつは分からないとしてさ」

「分かる。1回この周辺に来たことあるから」

神様なのかな、誓は。にしても、この周辺になにしにくるんだろ。って……私ストーカーみたいじゃん。心の中で1人でつっこむ。
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