君の隣で花が散る
「で、襲ってきたあの女の人は何者なの?」
屋上に私の問いが響く。
「あれは怨霊だよ」
「オンリョー」
「違う。アホ面してんじゃねぇ、幽霊の方の怨霊だ」
「あー、怨霊」
「そう」
え、怨霊??
怖っ!
「俺が前に言ったよな? 怨霊に襲われないように守る役目があるって」
「うん」
「あー、襲われてしまった......」
れおは悔しそうだ。
「ちゃんと守れているじゃん」
「 "ちゃんと" ではねえよ。
もうちょっと早く気付けるはずだった。
杏花が気を失わずに済んだかもしれなかったのに」
「別にそれはれおのせいじゃないよ」
それでも、れおはとても悔やしそうだった。
早めに気付けなかったことに責任を感じているらしい。
「なんでその怨霊が私を襲ったの?」
「え?」
「助けてって言っていたけど......?」
あの時の女の人の形相は心臓が縮むほど怖かった。
「杏花、お前は『死に際』が見えるだろ?」
「うん」
「怨霊は『死に際』の見えるお前が憎いんだよ」
「なんで?」
なんか、憎まれるようなことしたかな・・・?
「怨霊と戦っているときに聞いたんだが......」
_____杏花は人の『死に際』が見えるのになんで私を助けてくれなかったの?_____
「だから助けてって言っていたみたいだ」
屋上に私の問いが響く。
「あれは怨霊だよ」
「オンリョー」
「違う。アホ面してんじゃねぇ、幽霊の方の怨霊だ」
「あー、怨霊」
「そう」
え、怨霊??
怖っ!
「俺が前に言ったよな? 怨霊に襲われないように守る役目があるって」
「うん」
「あー、襲われてしまった......」
れおは悔しそうだ。
「ちゃんと守れているじゃん」
「 "ちゃんと" ではねえよ。
もうちょっと早く気付けるはずだった。
杏花が気を失わずに済んだかもしれなかったのに」
「別にそれはれおのせいじゃないよ」
それでも、れおはとても悔やしそうだった。
早めに気付けなかったことに責任を感じているらしい。
「なんでその怨霊が私を襲ったの?」
「え?」
「助けてって言っていたけど......?」
あの時の女の人の形相は心臓が縮むほど怖かった。
「杏花、お前は『死に際』が見えるだろ?」
「うん」
「怨霊は『死に際』の見えるお前が憎いんだよ」
「なんで?」
なんか、憎まれるようなことしたかな・・・?
「怨霊と戦っているときに聞いたんだが......」
_____杏花は人の『死に際』が見えるのになんで私を助けてくれなかったの?_____
「だから助けてって言っていたみたいだ」