君の隣で花が散る
「ありがと」



泣いてしまった、しかもれおの前で。

心配されるから、小さいころから誰かの前では泣かないって決めていたのに。



「別に」


先ほどの優しさどこに言ったのやら。

いつもの冷たいれおに戻ったみたいだ。


私はかばんを背負いれおに「帰るね」といって屋上のドアを開けた。



~・~・~・~



「次は水瀬さんの洋服を見せてー」

「あ、見たーい」

「見たことないもんね~」


クラスの女子が騒ぐ。
< 45 / 76 >

この作品をシェア

pagetop