100回の好きの行方
「なにも、あなたのデザインを盗む訳ではないのよ。ただ、私はデザイン画がどのようなものか見てみたいのよ?それとも、見せられない訳があるのかしら?」
次から次へと容赦なく貴乃は、菜月に訴える。
「……デザイン画を見せるのは、ちょっと…。」
「ちょっと、何かしら?」
菜月は、下を俯きながら口を閉ざしてしまった。
何分くらいの沈黙だろうか、デザイン部はもちろん、インテリア部も固唾を飲んでいる状態だった。
「私、このデザイン画を拝見したことがありますの。今から6年前だったからしら?だがら、このデザインの指輪が発売されて驚いてます。……このデザイン画どのようなものか知らないのね、あなたは。だから、自分のだなんて言い切れるんだわ。」
今まで無表情だった貴乃が、冷やかな視線を菜月に向け、その貴乃の鋭い目線にみんなが凍えた。
「違います!私が……私のデザインです!!」
それでも尚、自分がデザインしたと言い張る菜月に、貴乃はため息を盛大につき、佐伯に視線を向けた。
「社長……いえ、現会長を呼んでください。私は、デザインした本人をすでに呼んでいますから。」
佐伯は、何故会長なんだろうと思いながらも、今は、隠居して自宅にいる会長のプライベート番号に、電話をかけるのだった。
次から次へと容赦なく貴乃は、菜月に訴える。
「……デザイン画を見せるのは、ちょっと…。」
「ちょっと、何かしら?」
菜月は、下を俯きながら口を閉ざしてしまった。
何分くらいの沈黙だろうか、デザイン部はもちろん、インテリア部も固唾を飲んでいる状態だった。
「私、このデザイン画を拝見したことがありますの。今から6年前だったからしら?だがら、このデザインの指輪が発売されて驚いてます。……このデザイン画どのようなものか知らないのね、あなたは。だから、自分のだなんて言い切れるんだわ。」
今まで無表情だった貴乃が、冷やかな視線を菜月に向け、その貴乃の鋭い目線にみんなが凍えた。
「違います!私が……私のデザインです!!」
それでも尚、自分がデザインしたと言い張る菜月に、貴乃はため息を盛大につき、佐伯に視線を向けた。
「社長……いえ、現会長を呼んでください。私は、デザインした本人をすでに呼んでいますから。」
佐伯は、何故会長なんだろうと思いながらも、今は、隠居して自宅にいる会長のプライベート番号に、電話をかけるのだった。