私の最後の愛

俺が扉の外に声を掛けると静かに開く。

「虎は。」
俺が聞くと紅が答える。

「「お仕置きをしてくる」そう言って出ていきました。」
どうせそんな理由だろうと納得する。

「報告しろ。」
「若を撃ったのは元佐田組の残りでした。ギリギリ残っていた佐田組をどうやら国分が立てていたようです。国分は佐田に金を貰うかわりに組を支援していた。そして娘を新道へ行かせて情報詮索をしていた。以上です。」

「処分は。」
「組長が相当お怒りになり佐田組の残りは全て消しました。国分も大半潰し後は拘束しています。」
「クックッ、親父もまだまだやるじゃねぇか。」

「国分の幹部が向こうのバーに隠れてるようです。組長がソイツは若に任せたと。」
「ちっ、残りのあまりモンって事かよ。」
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