私の最後の愛
「っ、」
私が息を呑むと龍がニヤリと笑った。
「安心しろ。お前は俺が守る。」
なんだか龍といると根拠の無い自信が湧いてくる。
「龍が傍ずっとにいてくれるなら行く。」
「あぁ。約束する。」
この人となら何処でも行ける。地獄にでも行ってみる??
龍はスーツに着替えて私は真っ黒なワンピースを着て毛皮のコートを羽織る。
髪の毛はアイロンをかけてストレートにする。
化粧は大人っぽくアイラインを濃く引く。
最後に龍と手を繋げば完成。
エントランスへ出ると組員さんが私を見てピタリと止まる。
龍がそれに気づいて私を背中に隠すとやっと挨拶をする。
「「「「行ってらっしゃいやし!!!!」」」」
「行ってきます。」
「......」