私の最後の愛


私の中に流れるのは狂気の血。

愛されずに育った私は心を氷らす。
温かさを知らない私はひたすらに温かいモノを見ない。
それは家族であったり、友情であったり。

だから、学校へ行く時も私は独りだった。友情なんてスグに終る。私は生温い友情だって要らないの。
蘭は虎の妹で、虎の家系は極道。そして私の闇を知っている。
私には白は似合わない。真っ黒に染め上げて過去を振り返らせてくれない隣にいる男が好き。
貴方は私にナニを望む?
檻に閉じ込める?
貴方に閉じ込められるなら本望。
貴方の檻は心地いい。

嫌、まだ足りないわ?
もっと貴方に溺れさせて、浮き上がれないように沈めて欲しいの。
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