L'eau, je suis important...
「ねぇ舞羽ちゃん。僕さ、蝶月の入院してる子のところに行きたくてさ。その間ここに居てくれる…?」
舞羽ちゃんの方を向き、首を傾けた。
「うん!もちろん。」
優しく微笑み、頷いてくれた。
「ありがとう。20分……?」
20分と言ったときに大﨑に視線を向けて、時間が足りるかという思いを込めた。
大﨑は大きく何回も頷いた。
「20分後くらいにまたここに来るからね。」
大﨑を見て更に言葉を紡ぐと、舞羽ちゃんは笑顔を作った。
「じゃあ、行ってくるからね。」
椅子から腰を浮かせ、大﨑の肩に軽く手を叩いた。
大﨑は口パクで“ありがと”と言ってきたので、軽く頷き、その場を離れた。