純情シンデレラ
「それにオープンカーの幌を上げた状態だったから、大丈夫だったと言える部分がある」
「そう、ですよね。それは私も思いました。乗用車の全てが幌つきタイプじゃないから、宇都宮さんの車に乗ることは、たぶんまだ抵抗あるし」
「それはごく自然な反応だよ」
「だから、まずは“車に乗る”ということに慣れる必要があるんですね」
「そういうこと。だからさ、僕のオープンカーで試し乗りをしばらく続けよう。これがル・プロミエ・パだ」
「はい?今のはどういう意味ですか?」
「“最初の一歩”って意味だよ」
「あぁ・・なんだか日本語と発音が似てますね」と言った私は、思わずニッコリ微笑んだ。
フランスに2年いた有栖川さんは、時々フランス語の単語を織り交ぜて話す。
それが私は面白いと思っている。
全てフランス語で話されてしまうと、もちろん私には理解できないんだけど、ほんの少しなら・・・発音が心地良い。
「そう、ですよね。それは私も思いました。乗用車の全てが幌つきタイプじゃないから、宇都宮さんの車に乗ることは、たぶんまだ抵抗あるし」
「それはごく自然な反応だよ」
「だから、まずは“車に乗る”ということに慣れる必要があるんですね」
「そういうこと。だからさ、僕のオープンカーで試し乗りをしばらく続けよう。これがル・プロミエ・パだ」
「はい?今のはどういう意味ですか?」
「“最初の一歩”って意味だよ」
「あぁ・・なんだか日本語と発音が似てますね」と言った私は、思わずニッコリ微笑んだ。
フランスに2年いた有栖川さんは、時々フランス語の単語を織り交ぜて話す。
それが私は面白いと思っている。
全てフランス語で話されてしまうと、もちろん私には理解できないんだけど、ほんの少しなら・・・発音が心地良い。