純情シンデレラ
「いやホント、石狩さんから頼まれたんじゃなくてさ。実は俺も、有栖川建設のことがちょっと気になって・・・」
「剛さんっ、ここまで言ったんだから全部話してよっ」
「・・・そうだな。有栖川建設は、この土地ブームに乗って、順調に業績を伸ばし続けている。特にここ2・3年の躍進ぶりときたら。すごいもんだよ」
「だったらいいじゃない別に」
「それが正当な手段によるものだったらな」
「じゃあ、不正でもしていると?」
「不正っていうか・・・有栖川建設ってさ、最近は古い商店街一帯の土地を買い占めて、モダンなショッピングモールに作りかえるってやり方が主流なんだけど、その際、強引に立ち退きを迫っているとか何とか色々・・」
最後の方はブツブツ呟きながら、宇都宮さんは松本さんの方を見た。
そのすがるような視線は、何だか助けを求めているような感じが、しないでもないんだけど・・・。
「剛さんっ、ここまで言ったんだから全部話してよっ」
「・・・そうだな。有栖川建設は、この土地ブームに乗って、順調に業績を伸ばし続けている。特にここ2・3年の躍進ぶりときたら。すごいもんだよ」
「だったらいいじゃない別に」
「それが正当な手段によるものだったらな」
「じゃあ、不正でもしていると?」
「不正っていうか・・・有栖川建設ってさ、最近は古い商店街一帯の土地を買い占めて、モダンなショッピングモールに作りかえるってやり方が主流なんだけど、その際、強引に立ち退きを迫っているとか何とか色々・・」
最後の方はブツブツ呟きながら、宇都宮さんは松本さんの方を見た。
そのすがるような視線は、何だか助けを求めているような感じが、しないでもないんだけど・・・。