純情シンデレラ
・・・この1ヶ月ちょっとの間、社内で松本さんに会うことがあっても、私には必要最小限の返事か挨拶程度の声しか、かけてくれなかった。
いけばなの帰りの時だって、松本さんは待っててはくれるんだけど、全然話してくれないから、つるかめ食堂までずっと無言だったし。
社内報「たんぽぽ」を作る手伝いをしている時だって、この人はロクに、私の顔すら見てくれなかった。
今だってそう。
私がここにいるのが分かっているのに、私がこの場にいないようなふるまいばかりして。
さっき、宇都宮さんは「ずっと私のことを気にしてる」とこの人に言ったけど・・・それは嘘じゃないの?
なぜか悲しい気持ちがどっと押し寄せた私は、事もあろうか、泣きそうになってしまって、思わず顔をしかめてしまった。
そのとき、松本さんがやっと、隣にいる私の方を見てくれた―――。
いけばなの帰りの時だって、松本さんは待っててはくれるんだけど、全然話してくれないから、つるかめ食堂までずっと無言だったし。
社内報「たんぽぽ」を作る手伝いをしている時だって、この人はロクに、私の顔すら見てくれなかった。
今だってそう。
私がここにいるのが分かっているのに、私がこの場にいないようなふるまいばかりして。
さっき、宇都宮さんは「ずっと私のことを気にしてる」とこの人に言ったけど・・・それは嘘じゃないの?
なぜか悲しい気持ちがどっと押し寄せた私は、事もあろうか、泣きそうになってしまって、思わず顔をしかめてしまった。
そのとき、松本さんがやっと、隣にいる私の方を見てくれた―――。