失恋相手が恋人です
「月曜日は一緒に出社しよう?」
そんなとんでもない提案を蕩けそうな笑顔でする葵くんに私はブンブンと首を振る。
「何で?」
少しムッとする葵くん。
「な、何でって!
葵くん、すっごい噂になってるんだよ、会社で!
独身のイケメンマネージャーが来るって、もう女子社員浮き足立ってるって、皆が狙ってるって後輩がっ……」
「何それ」
おかしそうに葵くんは眉尻をさげて苦笑する。
……そんな姿も本当にカッコいいのだから参る。
「別にいいじゃん。
俺は沙穂がいてくれたらそれだけでいいし。
他の女子社員の皆さんには全く興味ないし」
しれっと言い放つ。
「私はよくないのっ……」
どれだけ周りに噂されるか、何を言われるか……恐怖。
まず梨華ちゃんに根掘り葉掘り聞かれる……何から話せばいいのやら……。
「つ、付き合ってることは内緒に……」
「却下」
即座に断られ。
「沙穂に変な虫がついたら困るし、しっかり周囲に言っておかないと」
ジロリと睨まれる。
「わ、私は葵くんみたいにもてません!」
「どうだか。
沙穂は自分で気付いてないだけだから」
ふっとまた意地悪く微笑む葵くん。
……さっきまでの甘い雰囲気は何処へやら。
私、本当に月曜日から出社拒否になりそうな予感……。
そんなとんでもない提案を蕩けそうな笑顔でする葵くんに私はブンブンと首を振る。
「何で?」
少しムッとする葵くん。
「な、何でって!
葵くん、すっごい噂になってるんだよ、会社で!
独身のイケメンマネージャーが来るって、もう女子社員浮き足立ってるって、皆が狙ってるって後輩がっ……」
「何それ」
おかしそうに葵くんは眉尻をさげて苦笑する。
……そんな姿も本当にカッコいいのだから参る。
「別にいいじゃん。
俺は沙穂がいてくれたらそれだけでいいし。
他の女子社員の皆さんには全く興味ないし」
しれっと言い放つ。
「私はよくないのっ……」
どれだけ周りに噂されるか、何を言われるか……恐怖。
まず梨華ちゃんに根掘り葉掘り聞かれる……何から話せばいいのやら……。
「つ、付き合ってることは内緒に……」
「却下」
即座に断られ。
「沙穂に変な虫がついたら困るし、しっかり周囲に言っておかないと」
ジロリと睨まれる。
「わ、私は葵くんみたいにもてません!」
「どうだか。
沙穂は自分で気付いてないだけだから」
ふっとまた意地悪く微笑む葵くん。
……さっきまでの甘い雰囲気は何処へやら。
私、本当に月曜日から出社拒否になりそうな予感……。