3つの男子(だんご)
健康診断も終わり
午後のショートホームルームも何もなく終わった。


先輩達もまだ部活が始まらなくて
同じ時間に帰る。

芽依とレイと下駄箱まで来ると

「レイじゃん。GOODタイミング!
一緒に遊んで帰る??」
と見た目が絶対に先輩しか見えないミニスカートの人が数人で話しかけきた。

「姉ちゃん!
友達のさくらとメイだよ。
いくいく!
何処に遊び行くの?
2人ともバイバイ!!」

と話しながらレイは帰って行った。

「あれ。レイの姉ちゃんかな?
すごかったね。
さくらも翔待たしてるならいけないからさっ。早く行きな。」
と芽依も私の背中を押してくれた。

私は芽依に
「ありがとう。バイバイ。」
というと

急いで翔が待っている松林に向かって走った。

昇降口を出ると先輩も後輩も関係なく
沢山の生徒がいた。

この中を2人で歩いて帰るのかぁ。
と思うと少し緊張した。

松林には一本の道が開いていて
そっち側の通学路の生徒は通って帰る。

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