聖なる夜の願い ~ホテル・ストーリー~
「きれいだね。夜景……こっちに来て一緒に見ようよ」
ふてくされてる彼は、私の方を見ようとしない。
徹夜だったのかな。髭も剃る暇なく急いで来たんだよね。髪もバサッとしてる。
きっと、もう限界って感じだよね。
私だって、もう疲れちゃった。
一日中歩き回って、掃除して。
急に悲しくなる。せっかくのイブだったのに。
何もしないで終わってしまうなんて。
「ねぇ、私達ただ会いたいっていうだけで、こんなに大変なのかな」
彼が顔を上げた。気に入らないって顔してる。
「何がいいたいの?これ以上どうしろっていうの?もうクタクタだよ」
ケンカしたくないよ。
ケンカしちゃったら、どうやって仲直りしたらいいのか分からなくなる。
「そう。じゃあ……寝ててよ。私、出かけて来る」
頭を冷やしたかった。東京に彼女作ったら?なんて余計なこと考えちゃう。
ごめんねって笑って帰りたかった。
「出かけるって、こんな時間からどこ行くの?」
「素敵な花束のお礼してくる」
「なに考えてるの」
「部屋の鍵、ちゃんと閉めといてね」
「お前、本気で行くの?」
「いけない?」
「もう、どうなっても知るか」
ふてくされてる彼は、私の方を見ようとしない。
徹夜だったのかな。髭も剃る暇なく急いで来たんだよね。髪もバサッとしてる。
きっと、もう限界って感じだよね。
私だって、もう疲れちゃった。
一日中歩き回って、掃除して。
急に悲しくなる。せっかくのイブだったのに。
何もしないで終わってしまうなんて。
「ねぇ、私達ただ会いたいっていうだけで、こんなに大変なのかな」
彼が顔を上げた。気に入らないって顔してる。
「何がいいたいの?これ以上どうしろっていうの?もうクタクタだよ」
ケンカしたくないよ。
ケンカしちゃったら、どうやって仲直りしたらいいのか分からなくなる。
「そう。じゃあ……寝ててよ。私、出かけて来る」
頭を冷やしたかった。東京に彼女作ったら?なんて余計なこと考えちゃう。
ごめんねって笑って帰りたかった。
「出かけるって、こんな時間からどこ行くの?」
「素敵な花束のお礼してくる」
「なに考えてるの」
「部屋の鍵、ちゃんと閉めといてね」
「お前、本気で行くの?」
「いけない?」
「もう、どうなっても知るか」