そこの御曹司、ちょっと待ちなさい!
兄御曹司と話した後は、慎吾の親、それからもう一人の兄御曹司とも話したけど、その間ずっと慎吾は顔をこわばらせていた。
人が良さそうにニコニコ笑っているいつもの慎吾とは、明らかに違う様子。
それもそのはず、この人たちあまり性格がよろしくない。
お世辞にも性格が良いとは言えないこの私が言うんだから、本当によろしくない。
なんでこの家族の中で、慎吾みたいなのほほんとした男が育ったのか不思議。
「失礼だけど、慎吾とはどちらから?
付き合ってどのくらいになるの?
真面目なお付き合いなの?真由さんはどこにお勤め?
大学はどちらかしら?」
慎吾のお父さんが料理をとりにいった途端、安物ドレスを着ている私を上から下までジロジロ見ながら、私を質問攻めにする慎吾母。
洗練された上品な和服に身を包み、優しそうな笑みを浮かべながらも、隠しきれない意地の悪さがにじみ出ている。
さっきから、ずっとこんな感じだ。
「本気で失礼だよ。初対面でそんなに聞かないで」
「私は大丈夫よ?慎吾さん。
むしろ、そんなに興味をもって頂けて嬉しいです。
慎吾さんのお母さま、何か聞きたいことがおありでしたら、何でもおっしゃってくださいね」
慎吾父がいなくなったことにより、ますます加速するイビり。
見兼ねた慎吾がフォローを入れてくれたけど、それを制して、にっこりと慎吾母に笑いかける。
腹黒vs腹黒。
本気でセレブ妻になりたいのなら、こんな地味な嫁(彼女)イビりに負けていられない。
人が良さそうにニコニコ笑っているいつもの慎吾とは、明らかに違う様子。
それもそのはず、この人たちあまり性格がよろしくない。
お世辞にも性格が良いとは言えないこの私が言うんだから、本当によろしくない。
なんでこの家族の中で、慎吾みたいなのほほんとした男が育ったのか不思議。
「失礼だけど、慎吾とはどちらから?
付き合ってどのくらいになるの?
真面目なお付き合いなの?真由さんはどこにお勤め?
大学はどちらかしら?」
慎吾のお父さんが料理をとりにいった途端、安物ドレスを着ている私を上から下までジロジロ見ながら、私を質問攻めにする慎吾母。
洗練された上品な和服に身を包み、優しそうな笑みを浮かべながらも、隠しきれない意地の悪さがにじみ出ている。
さっきから、ずっとこんな感じだ。
「本気で失礼だよ。初対面でそんなに聞かないで」
「私は大丈夫よ?慎吾さん。
むしろ、そんなに興味をもって頂けて嬉しいです。
慎吾さんのお母さま、何か聞きたいことがおありでしたら、何でもおっしゃってくださいね」
慎吾父がいなくなったことにより、ますます加速するイビり。
見兼ねた慎吾がフォローを入れてくれたけど、それを制して、にっこりと慎吾母に笑いかける。
腹黒vs腹黒。
本気でセレブ妻になりたいのなら、こんな地味な嫁(彼女)イビりに負けていられない。