悪役の私
充分過ぎる程身体が温まった私達は部屋へ戻り、後は眠るだけの状態だ。
ベッドは2つ用意されていたが私達は1つのベッドで眠ることにした。
改めて思いが通じ合ったことが嬉しくて。
「ねぇ、優、」
「ん??」
「好き、です」
「…っ。……俺も」
少し苦しそうな顔をして答える優。
そしてぎゅっと抱きしめられた腕の中で泣きそうになる。
やっぱり幸せだと思ってしまうよ。
優は私に優しい口づけをする。
そのまま私達は、何度も何度も愛し合った。
優の不器用な指が、舌が私の敏感なところに触れる。
優の吐息すらも、私の心を翻弄させる。
愛しい。
愛しい。
…愛しい。
今、心から言える。
私は、優といることの時間が
一番幸せなんだ、と。