浅葱色の妖


どんなお店も昔私が憧れたお店だった。



あの頃とはお店は変わっているだろうけど、どれも輝いて見えるのは今も同じ。



団子屋さんの前を通りかかる。



美味しそう…。



お腹がぐーっと鳴った。



そういえば、一体何日食べていないんだろう。



そもそも、私は何日間あの森の中にいたんだろう。



持ってきた水も食糧も底をついていた。

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