ハートに触っちゃダメです!
今日が最後なのに

さっきのキスも気づいてなかったみたいだし・・・


王子の・・つてゆ~か姫のキスで王子が目覚めて記憶も戻った

なんて

そんな

都合のいいことあるわけない・・・


涙がこぼれた。


やっと卒業なのに

私は、丸瀬先生の隣にいることもできない。


涙を振り払いながら体育館の入り口に向かう

その途中


ドン!

ぶつかった

のは

「ご、ごめんなさい!」


見ると


「あ~、ともだ!」

見覚えのある女子


それは紛れも無く

「うらら!?」


「うん、とも元気だった~?

あれ?泣いてた?

もしかして光のこと?」


全てお見通し

・・ってか

「何でうららがここにいるの?」


しかも

「また、うちの制服着てるし!」

それも女子のやつ


「え~、だって一肌脱ぐって約束したしぃ。」


制服のスカート翻し

「やっぱ、この制服ってカワイイよね~。」


「ちょっと、一肌脱ぐとか言っても今日もう卒業式だし、今から・・・」

「うん、じゃ行くね~。」

「ちょっ、待って!」

「後でね~。」


うらら

全然


人の話聞いてないで

どこかに行ってしまい


「大丈夫なの?男子だってバレないと思うけど・・・」


不安

これから卒業式だって言うのに!

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