御曹司と愛されふたり暮らし
数日後。私は材料を揃え、家でチョコを作ってみた。
決行は夜中。ハルくんが寝静まってからだ。
生まれて初めての手作りバレンタインチョコ。といっても、お菓子作りは初めてじゃないし、そんなに凝ったものを作るわけじゃないんだけど。
一応本を見ながら、手作りバレンタインチョコの定番(とカタログに書いてあった)のトリュフを作ってみた。トッピングも、自分なりにいろいろ考えてみたりして。
「これは、結構うまくいったんじゃないかな?」
まだ冷やして固まっていないけど、その出来に思わずうんうんと頷いてしまった。
高級なチョコではないし、オシャレなチョコでもないけど、ハルくんは喜んでくれるんじゃないかな……って思ってしまった。
「とりあえず、冷蔵庫いれないとね。でもハルくんに見られない場所にしまわないと……」
そんなひとりごとを言いながら、冷蔵庫の奥の方にスペースを作り、チョコをしまっていると。
「花菜?」
突然後ろからハルくんの声がして、私はビックリして飛び跳ねそうになってしまった。
「ハ、ハルくん!? どうしたのこんな夜中に!?」
「え、いや、それはどっちかというと俺のセリフなんだけど。俺はちょっとのど乾いたから飲み物取りにきただけ」
そう言って彼は私の方へ、というより、冷蔵庫の方へ歩いてくる。私は慌てて、冷蔵庫からお水の入ったペットボトルを取り出し、「はい!」と彼に差し出した。
「え、あ、うん、サンキュ。てか、マジでどうした、こんな時間に。寝られないのか? もしかして仕事でなにかあったか?」
「え、いや、えと、それは大丈夫」
「そうか? なにかあったら相談乗るからすぐ言えよ? 俺も来月は出張多いから大変だよ」
そう言って彼はペットボトルの水をゴクゴクと口に含んだ。
決行は夜中。ハルくんが寝静まってからだ。
生まれて初めての手作りバレンタインチョコ。といっても、お菓子作りは初めてじゃないし、そんなに凝ったものを作るわけじゃないんだけど。
一応本を見ながら、手作りバレンタインチョコの定番(とカタログに書いてあった)のトリュフを作ってみた。トッピングも、自分なりにいろいろ考えてみたりして。
「これは、結構うまくいったんじゃないかな?」
まだ冷やして固まっていないけど、その出来に思わずうんうんと頷いてしまった。
高級なチョコではないし、オシャレなチョコでもないけど、ハルくんは喜んでくれるんじゃないかな……って思ってしまった。
「とりあえず、冷蔵庫いれないとね。でもハルくんに見られない場所にしまわないと……」
そんなひとりごとを言いながら、冷蔵庫の奥の方にスペースを作り、チョコをしまっていると。
「花菜?」
突然後ろからハルくんの声がして、私はビックリして飛び跳ねそうになってしまった。
「ハ、ハルくん!? どうしたのこんな夜中に!?」
「え、いや、それはどっちかというと俺のセリフなんだけど。俺はちょっとのど乾いたから飲み物取りにきただけ」
そう言って彼は私の方へ、というより、冷蔵庫の方へ歩いてくる。私は慌てて、冷蔵庫からお水の入ったペットボトルを取り出し、「はい!」と彼に差し出した。
「え、あ、うん、サンキュ。てか、マジでどうした、こんな時間に。寝られないのか? もしかして仕事でなにかあったか?」
「え、いや、えと、それは大丈夫」
「そうか? なにかあったら相談乗るからすぐ言えよ? 俺も来月は出張多いから大変だよ」
そう言って彼はペットボトルの水をゴクゴクと口に含んだ。