御曹司と愛されふたり暮らし
合コンが終わり、店を出て、私はすぐにマンションへ帰ろうとする。
……早く、ハルくんに会いたいよ。
今日は最初はハルくんとデートする予定だったから、そこでチョコを渡そうと、私のバッグの中にはがんばって作ったチョコが入っている。それを見つめながら、私は強くそう思った。
だけど。
「俺、カナちゃんのこと送っていこーっと!」
と、さっきの男性が私にまた、腕を回してきた。突然のことに、ひっ、と声が出そうになるのを必死で抑えた。
「あ、あの、私は……」
「なんだよ、冷たいこと言うなよ~」
さっきよりもお酒くさい彼は、私に頬を近づけてそう言う。あああやだー!
だけど、ここでも橋上さんが、「いいじゃない、送ってもらいなさいよ」とか言ってきて。
ちなみに橋上さんは、別の男性と無事にいい雰囲気になることができたようで上機嫌だ。この後はふたりでカラオケに行くらしい。
男性からのこのお誘いを、やっぱり雰囲気的に断ることができなくて。
ここでちょっとガマンすれば、今後はこの人に会うことはもうないだろうし、「じゃあお願いします……」と答えた。
雰囲気でいろいろ察してくれたらしい瑞樹ちゃんが、途中まで一緒にいてくれて、そこは安心した。
だけど、三人で電車に乗り、瑞樹ちゃんが途中で降りてからは、当然ふたりきりになってしまって……。
……早く、ハルくんに会いたいよ。
今日は最初はハルくんとデートする予定だったから、そこでチョコを渡そうと、私のバッグの中にはがんばって作ったチョコが入っている。それを見つめながら、私は強くそう思った。
だけど。
「俺、カナちゃんのこと送っていこーっと!」
と、さっきの男性が私にまた、腕を回してきた。突然のことに、ひっ、と声が出そうになるのを必死で抑えた。
「あ、あの、私は……」
「なんだよ、冷たいこと言うなよ~」
さっきよりもお酒くさい彼は、私に頬を近づけてそう言う。あああやだー!
だけど、ここでも橋上さんが、「いいじゃない、送ってもらいなさいよ」とか言ってきて。
ちなみに橋上さんは、別の男性と無事にいい雰囲気になることができたようで上機嫌だ。この後はふたりでカラオケに行くらしい。
男性からのこのお誘いを、やっぱり雰囲気的に断ることができなくて。
ここでちょっとガマンすれば、今後はこの人に会うことはもうないだろうし、「じゃあお願いします……」と答えた。
雰囲気でいろいろ察してくれたらしい瑞樹ちゃんが、途中まで一緒にいてくれて、そこは安心した。
だけど、三人で電車に乗り、瑞樹ちゃんが途中で降りてからは、当然ふたりきりになってしまって……。