御曹司と愛されふたり暮らし
「え、あの、それはちょっと……」
私がやんわりと断ると、彼の目つきが鋭くなり、口調もさらにキツいものとなる。
「フザけんなよ。家まで送るって言ったのを了承したのはそういうことだろーが」
「え、えっ」
そ、そうなの? そんなつもりなかったけど……!
私の発言が彼を誤解させてしまったのなら、それは私の責任だ。
だけど、部屋の中までなんて上げられない……! いや、そもそも私はここには住んでいないんだけど……!
「ちっ」
すると彼は突然舌打ちをして。
そして、私の腕をつかんで、植え込みに押し倒してきた。
なにっ!? 怖い!!
相当お酒に酔っているのだろう。彼は目もうつろだ。
怖い、私なにされるの!? 怖すぎる!!
大声を出そうとしたけれど、右手で口もとを押さえられてしまい、声が出ない。
抵抗するも、私の力が男性である彼の力に敵うはずもなく。
心臓が凍りつくかのような恐怖心に襲われ、涙も出てきた、その時――。
「花菜っ!!」
幻聴かと思った。
ハルくんの声が聞こえた。
でも、それは幻聴ではなくて。
視線の先には、ハルくんの姿があった――……。
私がやんわりと断ると、彼の目つきが鋭くなり、口調もさらにキツいものとなる。
「フザけんなよ。家まで送るって言ったのを了承したのはそういうことだろーが」
「え、えっ」
そ、そうなの? そんなつもりなかったけど……!
私の発言が彼を誤解させてしまったのなら、それは私の責任だ。
だけど、部屋の中までなんて上げられない……! いや、そもそも私はここには住んでいないんだけど……!
「ちっ」
すると彼は突然舌打ちをして。
そして、私の腕をつかんで、植え込みに押し倒してきた。
なにっ!? 怖い!!
相当お酒に酔っているのだろう。彼は目もうつろだ。
怖い、私なにされるの!? 怖すぎる!!
大声を出そうとしたけれど、右手で口もとを押さえられてしまい、声が出ない。
抵抗するも、私の力が男性である彼の力に敵うはずもなく。
心臓が凍りつくかのような恐怖心に襲われ、涙も出てきた、その時――。
「花菜っ!!」
幻聴かと思った。
ハルくんの声が聞こえた。
でも、それは幻聴ではなくて。
視線の先には、ハルくんの姿があった――……。