御曹司と愛されふたり暮らし
そう聞きながら写真を指差すと、ハルくんはそれを覗きこみながら、
「そうだよ。よく覚えてるな」
と答えた。
覚えてる。ハルくんと一緒に、何回か唯くんと遊んだこともあったから。
唯くんは、私とハルくんのひとつ年下で、目がクリッとした、かわいい男の子だった。
ハルくんとは違った系統の顔をしていたけど、そこは矢上家の美形DNAが働いているのか、唯くんも相当な美少年だったと記憶している。
とはいえ、小学校を卒業してからハルくんとだってずっと会っていなかったのだから、当然、唯くんとももう何年も会っていない。
「唯くん、元気? 唯くんは今実家にいるの?」
私がそう聞くとハルくんは、
「あ……いや、唯もひとり暮らししてるよ。そんなに遠くには住んでいないけど……」
と答える。
ん? なんか表情が曇った。
唯くんとなにかあったのかな? 昔はすごく仲のいい兄弟だったけど……。
まあ、家族のことに私があまり口を出しちゃダメだよね。
すると、その時だった。
――ピンポーン。
と、インターホンの音が響いた。
「そうだよ。よく覚えてるな」
と答えた。
覚えてる。ハルくんと一緒に、何回か唯くんと遊んだこともあったから。
唯くんは、私とハルくんのひとつ年下で、目がクリッとした、かわいい男の子だった。
ハルくんとは違った系統の顔をしていたけど、そこは矢上家の美形DNAが働いているのか、唯くんも相当な美少年だったと記憶している。
とはいえ、小学校を卒業してからハルくんとだってずっと会っていなかったのだから、当然、唯くんとももう何年も会っていない。
「唯くん、元気? 唯くんは今実家にいるの?」
私がそう聞くとハルくんは、
「あ……いや、唯もひとり暮らししてるよ。そんなに遠くには住んでいないけど……」
と答える。
ん? なんか表情が曇った。
唯くんとなにかあったのかな? 昔はすごく仲のいい兄弟だったけど……。
まあ、家族のことに私があまり口を出しちゃダメだよね。
すると、その時だった。
――ピンポーン。
と、インターホンの音が響いた。