御曹司と愛されふたり暮らし
「うん。バイバイ。また遊びに来てね」

私も右手を胸元で小さく振りながら、そうあいさつをして。


そうして、唯くんは駅の方へと歩いて向かっていった。



彼の姿が見えなくなるまで、ううん見えなくなってからも、なんとなくその場から動けず、立ち尽くしてしまって。



『言い寄って来る周りの女の子たちにはみーんな平等にやさしくしてたクセに』

『花菜ちゃんだってホントのこと知りたいと思ってるんじゃない?』


……あの言葉の意味は、いったいなんなの?




ハルくんには、なにか秘密があるの?
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