新選組と最強少年剣士
さっき道場いなかったし、もう稽古は終わってるとして‥‥‥


お昼食べに行ってるか自室か。


仕事……ああでも、今はゆっくりしたい。


12歳の身体だから思春期??


イライラするしもう………


スッキリしたい。


「……??」


不意にザワザワと不自然なほど、大きく木葉の音が耳についた。


目の前に小さな光がいくつも現れる。


驚いてその光を凝視していると、誰もいなかったところに誰かが立っていた。


「……え…」


驚いて下がり、反射的に刀をいつでも抜ける態勢でいた。


漆黒の髪が見え、紺の羽織と黒の着物を着ている。


腰には一本の刀で、雨も降っていないのに番傘をさしていて顔はよく見えない。


「誰だ」


低い声で尋ねた。


男が顔を上げた。


「っ、」


強いプレッシャーを感じ、冷や汗が流れる。


鋭い銀色の瞳と目が合った。


そして、少しの違和感を感じる。


コウさんと、同じ感じがする……?


「警戒しなくてもいい」


低い声が宙に消える。


男の瞳に敵意はないように見える。


が、よくわからない。


「俺はラウ。神だ」


「!」
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