永遠なんてないこの世界で、きみと奇跡みたいな恋を。
「なにが、本当の幸せ……なのかな……」
このまま、お父さんの言う通りに生きていく事が、私にとっての幸せなのか……。
こうして、考えるだけで私は……。
「結局何も出来ない……」
私の呟きだけが、病室に響く。
返事なんて、返ってくるはずのない呟き……そのはずだった。
「なにお前、したい事でもあんの?」
「え……」
突然聞こえてきた声に、私は雑誌から慌てて顔を上げる。
するとそこには、アッシュゴールドの髪色に、ワックスで遊ばれたショートヘアーの男の人がいた。
綺麗な顔立ちで、キリッとした眉と切れ長の瞳が、意志の強さを感じさせた。
でも、180cm近くある長身と、耳に銀のイヤーカフと十字架のピアスがつけられているせいなのか……。
ものすごく……"ヤンキー"みたい。
でも、見た目だけで判断するなんて、ダメだよね……。
この人も病衣を来てるし、入院してる患者さんかな?
そんなことを考えていると、