別れるための28日の蜜日
斉藤さんオススメのカフェは郊外のログハウスの一軒家。落ち着いたウッドテイストが魅力的な店だ。
「私のオススメはフルーツの乗ったパンケーキですけど、フレンチトーストもパフェも美味しいですよ」
斉藤さんの言葉を聞きながらメニューを捲るとなるほど、この店のスイーツは期待出来そうだ。
「じゃあ、オススメのパンケーキにしようかな。でもフルーツのじゃなくて、イチゴの」
真剣に吟味して答えると、目を大きく開けて止まった顔が見えた。
「何?」
「‥‥いえ、すいません。本当に甘いものお好きなんですね。百合から聞いてはいたんですけど、実際に見たら驚くのを止められませんでした」
「まぁ男でスイーツ好きは珍しいから」
「それに思ってたより一途、ですか?」
なんだろう、斉藤さんとの会話は妙にイライラする。
「私のオススメはフルーツの乗ったパンケーキですけど、フレンチトーストもパフェも美味しいですよ」
斉藤さんの言葉を聞きながらメニューを捲るとなるほど、この店のスイーツは期待出来そうだ。
「じゃあ、オススメのパンケーキにしようかな。でもフルーツのじゃなくて、イチゴの」
真剣に吟味して答えると、目を大きく開けて止まった顔が見えた。
「何?」
「‥‥いえ、すいません。本当に甘いものお好きなんですね。百合から聞いてはいたんですけど、実際に見たら驚くのを止められませんでした」
「まぁ男でスイーツ好きは珍しいから」
「それに思ってたより一途、ですか?」
なんだろう、斉藤さんとの会話は妙にイライラする。