摩天楼レボリューション
まぁ、私の方は、今はだいぶ図太くなったけどね。

そんな、おじいちゃんにとって最愛のおばあちゃんが亡くなったのは私が生まれる前。

享年70歳。

私からしたらもちろん「高齢者」だけど、その当時でも平均寿命は80歳越えしていたらしいし、そこから判断すると、やっぱり亡くなるのはちょっと早過ぎたよな、と思う。

親戚の中でおばあちゃんとの思い出がないのは私だけ。
従兄には、遊んでもらった記憶がバッチリと残っているらしいから。

私も色々お話してみたかったな、と思う。

おじいちゃんだけでなく、皆おばあちゃんが大好きで、口を揃えて「とても素晴らしい人だった」と語っているから。

おばあちゃんは、女性が担うにはとてもハードな任務に就いていたらしく、そういった状況の中での妊娠、出産、育児はかなり大変であったと思う。

おじいちゃんがしっかりと家事も育児も分担してくれたこと、会社の福利厚生がしっかりしていたこと、おばあちゃんおじいちゃんのそれぞれの親がサポートしてくれたこと、また、共働きの強みで、ちょっとお金のかかる託児サービス等も利用できたことなど、良い条件が重なったから何とかやれたらしいけど、母親だけしか担当できない部分というのが確実にあるのだから。
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