甘々なボスに、とろけそうです。


「ほんとだよ。この間に、僕がいくら稼げたと思ってんの?」


「ご、ごめんなさい……! 相談料、本来なら1時間10万円から……でした?」


「……いや、まともに返事されると困るんだどけど。みこを誘ったのは僕だし、話してるのだって、ほとんど僕でしょ」


新條さんが、苦笑いする。いやいや、とんでもないです。


「新條さんは私のために時間をさいてくれたわけじゃないですか。わかってますよ、私。自分語りが多いのも、私が話しやすいためにしてくれてるんですよね。……ありがとうございます、新條さんって本当は、凄く優しいですよね」


「……君ねぇ」


「え?」


「僕を本気にさせたいわけ?」


なんですかそれ。


「新條さ……」


(!?)


照れている。し、新條さんが、顔を背けて……照れている……!!

耳まで真っ赤じゃないですか。どうしたんですか。新條さんでも、そんな反応することがあるんですか!?


「バカみこ」


「なっ、なんでですか!」


「……くだらない意地悪してごめん」


「私、意地悪されました……?」


セクハラならされましたが。


「……わかんないなら、わかんないでいいよ。大丈夫。ちゃんとみこは、想われてるから」

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