甘々なボスに、とろけそうです。


 ◇


肉じゃが――それは、女なら1度は好きな人のために作ってみたい憧れの料理の1つ……なのかもしれない。

17時に会社を出て、スーパーで食材を揃え、ボスの家に帰ってきた。キッチンには、フライパンと鍋がある。電子レンジだってある。

コンロやシンクは、モデルハウスのように新品同様の輝きを放っているが、ボスがここで自炊をすることがあるのだろうか。

冷蔵庫は大きい。その割には何も入っていないので、買ってきた食材をひとまずしまうも、まだまだ余裕がある。

これはキッチンに限られた話ではないのだが、掃除は行き届いているし、ものは整理整頓され、相当な綺麗好きなのかなという印象を受ける。

< 158 / 194 >

この作品をシェア

pagetop