甘々なボスに、とろけそうです。


「大好きですっ……ハヤトさん」


「俺もだ」


この痛みは、決して辛いものなんかじゃない――。





ハヤトさんは、私を離そうとはしなかった。髪を撫で、抱きしめ、キスをしてくれた。

それから、昔話を聞かせてくれた。


「フェイスブック……?」

「そうだ。あれで、裕樹のページからミコの写真が目に入った」


言われてみれば、大学に入ったばかりの頃、たまに使っていたっけ。高校時代の友人や兄と繋がっていて、兄は職場情報を伏せていた記憶がある。


「裕樹から話を聞いていた時に抱いたイメージと変わらない……いや、それ以上で、俺はミコに会ってみたくなった」

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