久しぶりに顔出しても君は変わらず私を受け入れてくれた。私の為に会えない間沢山の曲を作ってくれて会った時に渡す為にアルバムにしてくれていたのだ。




私はそのアルバムを抱き締めて溢れた涙を流し泣いて泣いて泣き崩れたのだった。
君は何も言わず優しく私を後ろから抱き締めてくれたのだった。
その体温を何があっても忘れぬよう体に染み込ませたのです。






君は何も言わずとも私に





「よく頑張ったね、R」
「おかえり、R」
「待っていたよ、R」






って言ってくれてるかのように私を包む君から伝わってくるのだ…。
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