うそつきなあなたへ
「とりあえず、大きな街までいってみるか! なにかわかるかもしれん。心配すんな、俺がなんとかしてやる」
言葉は荒いですが、優しい笑顔でそう言ってくれました。
「さあ行くぞ! これからがお前にとって険しいものになるかもしれん。だが、もといた世界に戻るための旅路だ」
その言葉で、少女の心を強くしてくれました。
また、村の人たちにに会いたい。
戻ってお母さんに抱きしめられたい。
「お兄さん、私やるわ!」
「おう、その域や。まあ俺がついていればなんの心配もねえ」
ランプの主は、鞄に水筒をしまい笛を取り出しました。