【完】もっとちょうだい。
でももし、
芙祐が社会不適合者でも
俺が養うけどな。



「おいしかったねー!お造りすごかったよね」


「うん。よかった」


芙祐が終始ニコニコと食べてくれたから。


「なんか飲み物買っていかない?」


売店にふらっとはいると
ちょうど飲み物が並ぶ棚で
ふみくんの後ろ姿を発見。


もう制服じゃないってことは
バイト終わったのかな。



「ふーみくん」


ぽんっと、背中を軽く叩く芙祐。


「お、また会えた」


ふみくんが俺と芙祐順番に笑みを向ける。


飲み物選ぶのも忘れて
談笑するふたりは
共通の友達の話で
なんか存分に盛り上がってる。




芙祐、久々の同級生にあえて
たのしそうだし。




「ここ邪魔になるし、フロントのあたりで喋らない?」



って飲み物を買ってから、
ロビーのソファに座る。



「しっかし、芙祐がまじで看護師になろうとしてるとは」


ふみ君は本当に嬉しそうに笑ってる。





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