黒い怪物くん
「天気予報晴れだったのに…」
「まぁ、さっきまでは晴れてたけどな」
「…うぅッ…寒い!」
「身体冷えたな…駅前の店まで遠いし、雨弱まるまでここいるか」
「…ここ?」
ガタンッ…ガタガタッ
「ヒャッ!」
古いビルの中は真っ暗で、風で扉がガタガタ鳴っていて…怖い…
「ビビりすぎ」
「うぅー…」
「……すぐそこにラブホテルあるけど…あ!ラブホテルいいじゃん!」
「ラブッ!?ラブホテル!?私行った事ないし!えっと!えっと…」
「あそこなら風呂もあるし、身体暖められるし行こう!」
身体暖められる!?
鷹哉に引っ張られて、ラブホテルに入ってしまう。
鷹哉とは付き合う前に鷹哉がご乱心になった時に初めてキスをされて以来、キスすらした事ないし……
でも、いくらそういう事してないとはいえ……付き合ってるんだし、キス以上の事も……でも、今?
き、緊張する…