[BL] ずっと君の側に
――映画館・売店の前――



「政晴、何にする?」


「レモン味のサイダーとポップコーンかな」


「俺は、オレンジジュースとポップコーンに抹茶のアイスにしようかな」



おもわず、笑ってしまった。



「どうした?」


「いや、セレクトが子供みたいと思って」


「何処が、普通だろ」


「そうなんだけど、サイダー系頼むのかなって思ってたから、ちょっとイメージと違ったから」



千歳は、考えている表現をして、腕をくんだ。



「サイダー系飲めないんだよな」


「そうなの!?」


「うん、むせる。
あと、珈琲飲めないとか言うと以外って言われる。
珈琲とか、苦いだけだろ」



苦いもの苦手って、言ってたっけ。



「皆、俺をどう見てるのか。
分からないときが多々ある」


「そっか」



可愛いなぁ、こういうところ。





――映画を見終わって、カフェへ――




「なんだか、色々考えさせられる映画だったね」


「デートに、社会派映画は、完全、ミステイクだったな」


「シチュエーション的には、でしょ。
俺は、結構、面白かったけど」


「政晴、そういうなら良かった」


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