[BL] ずっと君の側に
映画館を出て、近くの雑貨屋に入って見ることになった。


店内は明るくて、可愛い物や格好いい物が置いてある。

俺たちと同じくらいの男女や落ち着いた雰囲気の女性の姿が多い。



「あっ、これいい」



赤くて、格好いいマグカップを見つけた。



「政晴、なんかいいの、見つけたか?」


「うん、これ」


「洒落たマグカップだな。
色とりどりって感じか」



赤の他にも、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色あった。



「虹の色と同じってことか」


「あっ、本当だ」


「政晴が赤なら、俺は、青かな。
色違いだけど、お揃いだ」


「うん」



千歳とお揃い、とっても嬉しい。



「政晴、赤好きなのか?」


「うん、戦隊モノのレッドの色だから、格好よくて好きなんだ。
そういう、千歳は、なんで青なの?」


「海とか空の色だからかな。
何処までも繋がられる色な気がしてさ」


「そっか」



千歳のひとつひとつの捉え方が素敵に感じる。

ちょっとしたことでも知れると、こんなにも嬉しくなれてしまうのは、きっと、俺が千歳を大好きな証だ。


それから、最後に和菓子屋に寄り、いちご大福を買って、家に帰った。


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