もう一度だけでも逢えるなら
 まなちゃんと一緒に朝ご飯を食べていたところ、雨音は聞こえなくなった。

 予報どおり、天候は回復。

 空には、真っ白い大きな雲がいくつも浮かんでいる。入道雲のオンパレード。

 気温は既に三十度を超えている。今日も朝からうだるような暑さ。

 ナチュラルメイクをして、デニムのショートパンツを履いて、白のカットソーを着た。

 今日も幸運の赤メガネをチョイス。

 お弁当の入ったカゴバッグと重たいクーラーボックスを持って、八時半に出発。

 アパートの階段を下りたところで、レジャーシートを忘れたことに気づく。

 慌てて家に戻り、レジャーシートを持って、再び出発。

 早歩きでしずく第二公園に向かう。

 まなちゃんがいないことに気づき、走ってアパートに戻る。

 もう八時五十五分。汗だくになってしまったけど、シャワーを浴びる時間はない。

 まなちゃんを連れて、再々出発。

「急いで!」

「にゃあ」

 ゆっくり歩いているまなちゃんを抱きかかえて、走ってしずく第二公園に向かう。

 もう全身汗でびっしょり。髪もボサボサ。
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